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敦賀明子
ジャズオルガニスト

「アキコの演奏はまるで花が綺麗に咲き、

鳥が羽を広げて音楽の世界に導いてくれるようだ。

アメリカですばらしい成長を遂げた、日本が世界に誇る音楽家である。」

From ドクター・ロニー・スミス

 

 

兵庫県尼崎市出身。

3歳からオルガンを弾き始め、クリスチャンの母の影響を受け教会音楽に親しむ。大阪音楽大学卒業後、関西一円で演奏活動を始め、来日中のドラマー、グラディ・テイトの勧めで2001年、ニューヨークに活動の拠点を移す。

飛び入りで演奏して、いまではレギュラー出演しているハーレムの老舗オルガンジャズクラブ「Showman’s」を皮切りに、プロとしてニューヨークで演奏活動を開始。

その彼女の演奏に多大な影響を与えたのが、大阪時代に出会ったジャズオルガンの巨匠、ドクター・ロニー・スミス。彼には演奏のみならず、彼自身の音楽家としての生き様から多大な影響を受け、直接指導を受ける。そして彼女は以前にも増してニューヨークジャズ界に注目される存在となる。

 

フランク・ウエス、グラディ・テイト、ジミー・コブ、バーナード・パーディー等、ニューヨークの第一線で活躍しているミュージシャンとの演奏、レコーディングなどを経験。

その後、アルト‧サックソフォーンの巨匠、ルー‧ドナルドソンから、彼のカルテットにオルガニストとして抜擢され、ルーから「Queen of the Organ」の称号を授かる。

現在までに、ルー・ドナルドソン・カルテットでアメリカ全土のジャズフェスティバルを始め、東京 ジャズ、東京及び名古屋ブルーノートを含む3度の日本ツアーや、ヨーロッパツアーに参加している。

そして2011年、ベイル・ジャズフェスティバルで共演したドラマー、ジェフ・ハミルトンと意気投合。活動を共にし始める。後にギターのグラハム・デクターとのトリオを結成、2018年より「Akiko-Hamilton-Dechter(アキコ・ハミルトン・デクター)として活動を開始。

2019年5月、ニューヨークの「Dizzy’s Club Coca-Cola,」での演奏、6月に新譜「Equal Timeイコール・タイム」発売、その後オハイオ州のTri –C Jazz Festivalへ参加。そして9月にはヨーロッパツアーを控えている。

また、2017年米国ダウンビート誌の評論家が選ぶ人気投票オルガン部門ライジングスターで2位、米国ホット・ハウス・マガジンのベストオルガニストに選ばれ、米国ダウンビート誌2018年2月号では敦賀明子の特集記事が掲載された。

 

2020年、アメリカの老舗ジャズ雑誌、ダウンビートマガジンの評論家が選ぶ人気投票、オルガン部門ライジングスターに選出される。

これまで、自らがリーダーを勤めたグループでは、

2005年、Java Jazz Festival(インドネシア) 出演

2005年、敦賀明子meets ケイコ・リー(コットンクラブ)、オルガンサミット(ブルーノート東京)に出演。

2014年・2018年、Rochester International Jazz Festival出演

「敦賀明子、ジェフ・ハミルトン、グラハム・デクター トリオ」として、

2016年 Iowa City Jazz Festival

2017年,2019年 Newport Beach Jazz Festival

2017年、2018年 Vail Jazz Festival

2018年 Sarasota Jazz Festival, Marian’s Jazz Room(スイス)

2019年はDizzy’s Club Coca-Cola Tri- C Jazz Festival(アメリカ)、Ronnie Scotts(ロンドン)を含むヨーロッパツアーに参加予定。

 

 

アルバムは2004 年、M&I レーベルより、レーベル5 周年記念アーティストとして、「ハーレム‧ ドリームズ」でデビューして以来、日米で各6枚(合計9枚)のアルバムをリリースしている。

アメリカデビュー盤「スウィート・アンド・ファンキー」は米国ダウンビート誌の2007年の最優秀アルバムに選ばれ、MOJOレーベルから発売された「セント・ルイス・ブルース」はスイングジャーナル誌のニュースター賞を受賞した。又、アメリカで発売されたすべてのアルバムがジャズチャートトップ20入りしている。

 

2004年 ハーレム・ドリームズ(日本:M&Iレーベル)

2006年 Sweet and Funky スウィート・アンド・ファンキー(日本:M&Iレーベル、アメリカ:18th&Vine

2007年 セント・ルイス・ブルース(日本:MOJOレーベル)

2008年 NYCセレナーデ(日本:MOJOレーベル)

2009年  オリエンタル・エクスプレス(アメリカ:18th & Vine)

2012年 SAKURA(アメリカ:American Showplace)

2014年 Commencement コメンスメント(日本:Somethin’Cool アメリカ:AT Records)

2016年 So Cute, So Bad ソー・キュート・ソー・バッド(日本:Somethin’s Cool, アメリカ:AT Records)

2019年 Equal Time イコール・タイム, (アメリカ:Capri Records)

主な出演先:

アメリカ

ジャズクラブ:

Village Vanguard, Blue Note、Dizzy’s Club Coca-Cola、Birdland、Jazz Standard Smalls, Smoke, Showman’s(ニュー ヨーク)、Jazz Showcase, The Green Mill(シカゴ)、Dakota(ミネアポリス)、Yoshi’s(サンフランシスコ)、Jazz Bakery, Blue Whale, Vitello’s(ロサンゼルス) Schaller's(ボストン) Nocturn(コロラド) Jazz At Bistro(セントルイス) Nighttown(オハイオ)

 

ジャズフェスティバル:

Monterey Jazz Festival , Stanford Jazz Festival, Newport Beach Jazz Party, (カリフォルニア) Atlanta Jazz Festival(ジョージア) JVC Jazz Festival, Rochester Jazz Festival, Pine Grill Jazz Reunion Jazz Festival (ニューヨーク) Portland Jazz Festival(オレゴン) Vail Jazz Festival(コロラド), Tri-C Jazz Festival(オハイオ) Sarasota Jazz Festival, UCF Jazz Festival (フロリダ)

 

その他

Carnegie Hall(ニューヨーク), Kennedy Center(ワシントンDC), Smith Center(ラスベガス)

 

ヨーロッパ

Marian’s Jazz Room(スイス)、Duc des Lombards(フランス) Ronnie Scotts(イギリス) Café Central Jazz Club、Jamboree Club (スペイン)  Jazzkeller Club(フランクフルト)  JAZZ CLUB FERRARA, Blue Note Milan(イタリア)

 San Javier Jazz Festival、Cislands Jazz Festival、(スペイン)  Gouvy Jazz Festival,(ベルギー)

 

日本

東京ジャズフェスティバル、コットンクラブ、ブルーノート東京、名古屋ブルーノート、ビルボード大阪、

 

アジア

Java Jazz Festival(インドネシア)

 

 

主な共演者:

 Lou Donaldson, Grady Tate, Frank Wess, Jimmy Cobb, Houston Person, Jeff Hamilton, Scott Hamilton, Bernard “Pretty” Purdie, Louis Hays, Lewis Nash, Akira Tana, Eric Alexander, Peter Bernstein, Joe Farnsworth, Gene Jackson, Joe Magnarelli, Jerry Weldon, John Hart, Graham Dechter,田井中福司、井上智,ケイコ・リー、奥平真吾、小山太郎、江藤良人、大江千里など。

 

 

受賞歴:

*2007年度スイングジャーナル・ニュースター賞受賞

*アメリカデビュー作、「Sweet and Funky」米国ダウンビート誌の2007年度優秀アルバムに選ばれる。

*2009年&2010年 : スイング・ジャーナル誌の読者人気投票、その他の楽器部門2 位(オルガニストで1 位)

*2017年 米ダウンビート誌、ライジングスター、オルガン部門2位。

*2017年 米ホット・ハウス・マガジンのベスト・オルガニスト受賞。

 

 

クオート:

"Queen of the Organ"                             ルー・ドナルドソン

 

 

アキコの演奏はまるで花が綺麗に咲き、

鳥が羽を広げて音楽の世界に導いてくれるようだ。

アメリカですばらしい成長を遂げた日本が世界に誇る音楽家である。

                                            ドクター・ロニー・スミス

 

 

アキコの演奏はまさに彼女自身そのもの、、、
情熱的でポジティブで、エネルギッシュで楽しくて。 アキコは一緒に演奏しているミュージシャンの良さを最大限に引き出してくれるんだ。
彼女と一緒に演奏し、お互いのエネルギーをぶつけあうことはいつだって楽しい。彼女が創り出す音楽の 世界、そして、それを分かち合えることを、これからも大いに期待しているよ!


                                                ジェフ・ハミルトン

"Queen of the Organ"  

ルー・ドナルドソン

アキコの演奏はまるで花が綺麗に咲き、

鳥が羽を広げて音楽の世界に導いてくれるようだ。 数年の間にアメリカですばらしい成長を遂げた日本が世界に誇る音楽家である。

 

ドクター・ロニー・スミス

アキコの演奏はまさに彼女自身そのもの、、、
情熱的でポジティブで、エネルギッシュで楽しくて。 アキコは一緒に演奏しているミュージシャンの良さを最大限に引き出してくれるんだ。
彼女と一緒に演奏し、お互いのエネルギーをぶつけあうことはいつだって楽しい。彼女が創り出す音楽の 世界、そして、それを分かち合えることを、これからも大いに期待しているよ!


ジェフ・ハミルトン

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